文化交流や福祉の向上に寄与 東南アジア文化友好協会 創立50周年 2014年11月1日

 公益財団法人東南アジア文化友好協会は10月4日、在日本韓国YMCA青少年センター(東京都千代田区)で、創立50周年記念祝賀会を開催し、協会関係者やキリスト教諸団体、留学生など約100人が出席した=写真。

 同協会は、故加藤亮一牧師を中心に1963年に創設され、故小山一平氏から現在大野克美氏(万座温泉日進舘代表取締役社長)が理事長を務めている。太平洋戦争で日本と東南アジア諸国との間で生まれた戦争孤児や混血児を支援するために設立され、現在、日本と東南アジア諸国との文化交流や民生と福祉の向上に寄与することを目的として活動している。

 祝賀会の冒頭に市村和夫専務理事(国際異業種交流会「インターナショナルVIPクラブ」代表役員)は、「50年を迎えるにあたって感謝するとともに、加藤先生のスピリットを受け取って、次の50年に向かってサーバント・リーダーとしてアジアの国々の人々とともに仕えていきたい」と挨拶を述べた。会の中盤では山北宣久牧師(前青山学院院長)が『僕になりなさい』と題して講演し

「財団は試練に見舞われても、償いの業という原点に立ち戻されて、アジアの光を放ち続けることを決してやめなかった」と語り、同協会の発展のために祝祷を捧げた。グレイス合唱団(重見通典団長)による賛美の歌声が会場を響かせた。

 会の後半では、大野理事長による挨拶と来賓の紹介があり、池田博牧師(本郷台キリスト教会)による祝辞をもって懇親会が催され、インドネシア舞踊団によるダンス披露=写真下=があり、会場から大きな拍手が送られた。最後に和氣三郎理事は、「新しい人たちによって担っていただき、新しい東南アジア文化友好協会を形成していただきたい」と語り、謝辞を述べ閉会となった。  

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