『信徒の友』50年で感謝礼拝 姜尚中氏「ミッションに忠実に」 2015年1月24

 日本キリスト教団出版局が発行する雑誌「信徒の友」(吉岡光人編集長)が創刊50周年を迎えたことを受け、感謝礼拝と特別講演会が12月6日、日基教団富士見町教会(東京都千代田区)で開催され、読者や執筆者ら約300人が出席した。

 感謝礼拝の説教で同誌編集委員大宮溥氏(日本聖書協会理事長)は、創刊の経緯を紹介した上で、伝道や証しの生活など信徒に課せられてきた使命について述べ、改めて教職者だけでなく信徒自身が学び、連帯し、応答していくことの必要性と、同誌の果たしてきた意義の大きさを訴えた。

 マタイによる福音書から「平和を実現する人々は、幸いである」と題して講演した姜尚中氏(聖学院大学学長)は、この50年間の歴史を概観し「対立と断裂が走り、東アジアの中にも対立がある中で、戦後70年を迎えようとしている」と、富国強兵型の国家、同質性、地域・階層間格差にさいなまれる社会への懸念を表明。緊迫する日韓関係についても、「両国の指導者は、かつての独裁者のジュニアとして相対立しながら、互いに同じようなことをしている」と指摘した。「戦後憲法とは、膨大な犠牲を払って初めて得た神の福音と、深い愛のもとに作られた憲法である」「必ずや神の福音が与えられると信じながらも、来たるべき社会がどうなるかについては楽観視できない」と述べ、ドイツの社会学者M・ウェーバーの「にもかかわらず」の精神で「時代の要求に従いつつ、単に受け入れるのではなく、日々与えられたミッションに忠実に生きよう」と呼び掛けた。

 同誌では50周年を記念し、教会を応援するための講師派遣も企画中。2015年内に開催する集会で、執筆者の派遣を奨励するというもの。問合せは、同誌創刊50周年記念企画係(℡03・3204・0421)まで。

 

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