バハマ国の女性が式文作る 平和の実現願う「世界祈祷日」礼拝各地で 2015年3月21日

 3月6日は世界祈祷日国際委員会(WDP、本部=米ニューヨーク)が掲げる「世界祈祷日」。世界各地の教会で一つの祈りが捧げられた。

 「世界祈祷日」は毎年3月の第一金曜日に、世界の国々で、キリスト者の女性たちが世界に平和が実現されることを願い、教派を超えて集い、同じ式文を用いて祈りを合わせる日。1887年に米国の女性たちによって始められ、現在はWDPが中心となり、毎年世界約170に及ぶ国で行われている。日本では日本キリスト教協議会(NCC)女性委員会により1932年より、第二次世界大戦中を除き毎年開催されている。

 2015年の世界祈祷日は南米のカリブ海に浮かぶ島国、バハマ国が式文作成国となり、「バハマからのメッセージ わたしがあなたがたにしたことが分かるか」と題した式文が作成された。日本では全国61カ所で世界祈祷日の礼拝が行われた。

 日本聖公会三光教会(東京都品川区)で行われた礼拝には、12団体、130教会から244人が参加した。

 同礼拝もバハマ国の女性たちによって作成された式文に沿って執り行われ、同国の人々を覚えて祈りと賛美が捧げられた。

 メッセージはヨハネによる福音書13章1~17節から、バハマ国への渡航経験もある日本聖公会聖オルバン教会信徒・塚田央子氏=写真=によって取り次がれた。イエスが弟子たちの足を洗い、互いに足を洗い合いなさいと命じたことから、バハマ国のコロンブスによる侵略の歴史や、現在の貧困、社会的に女性の立場が低い現状も踏まえ、バハマの足を洗うこととは、バハマの人々の隣人となり、祈り支えることだと話した。

 日本も過去に2度、式文作成国となっている。敗戦後まもない1950年には復興への想いを、2度目の74年には原爆被害者の実情と核兵器廃絶を訴えた。NCC女性委員会委員長の北村恵子氏は、「福島原発事故、沖縄基地問題、従軍慰安婦問題、平和憲法の危機などの日本の現状から、もう一度式文作成国になっていいのではないか」と話した。16年はキューバ共和国が式文作成国になる。

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