サイクロン被害のバヌアツ救援難航 NCCが緊急支援募金呼び掛け 2015年4月11日

 マグニチュード6・7の地震から半月、3月13日から14日に掛けて南太平洋の83の島々で構成されるバヌアツを巨大サイクロン「パム」が襲った。勢力はカテゴリ最高の「5」で、中心気圧は910ヘクトパスカルを下回り、風速では毎秒約55メートルを超え、最大風速は80メートルを超え、簡素な造りの家々が吹き飛ばされた。「村々が丸ごと消滅した」との目撃情報もある。首都ポートビラでは8メートルの高波で洪水が発生した。

 バヌアツ政府は15日、死者多数を出す被害となったポートビラなどに非常事態を宣言した。
 国連人道問題調整室(OCHA)は17日、ポートビラがあるエファテ島や離島のタナ島などを含め、全土で死者24人が確認されたと明らかにした。

 周辺の島々の被害状況は依然として把握できていない。

 国際援助団体「CAREインターナショナル」や赤十字などは、被災者のための水や食料、避難所が不足しているとして、各国に支援を呼びかけている。ただポートビラ周辺以外、特に各島に物資を送るのに時間が掛かるのは必至で、餓死者が多数出ることも懸念されている。

 教皇フランシスコは15日、日曜正午の祈りの集いで、バヌアツが大型サイクロンによって受けた深刻な被害を憂慮、犠牲者や負傷者、家屋を失った人々のために祈り、国民に連帯を表明した。そして、救助と支援のために現地に速やかに赴いた人々に感謝を述べた。

 世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トヴェイト総幹事は16日、バヌアツのサイクロンによる破壊に憂慮と悲しみを表明、太平洋地域にある国々のWCC加盟教会に宛てた書簡の中で、同地域の人々と教会のための祈りを伝えた。(CJC)

     ◆

 日本キリスト教協議会(NCC)は27日から、緊急支援募金の呼び掛けを行っている。

 募金期間は9月30日まで。郵便振替=00180‐4‐75788、加入者名=日本キリスト教協議会。通信欄に「バヌアツサイクロン被災者支援」と記入すること。

 募金目標は定めていないが、国際緊急支援組織ACTからNCCを含む加盟団体に依頼された募金総額は、63万8302米ドル(約7千600万円)。

 

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