書店の推薦で10作ノミネート 第5回キリスト教本屋大賞 2015年4月18日

 キリスト教出版販売協会(幹事長・金子和人=キリスト新聞社社長)に加盟する全国のキリスト教専門書店が、過去1年間に刊行された本から「売りたい・お勧めの本」を投票形式で選ぶ「キリスト教本屋大賞」が今年で5回目を迎える。

 同賞は、低迷する出版業界を少しでも活性化させようという目的で2011年に始められ、これまで日野原重明著『愛とゆるし』(11年)、山浦玄嗣著『ガリラヤのイェシュー』(12年)、渡辺和子著『置かれた場所で咲きなさい』(13年)、『もっと教会を行きやすくする本』(14年)が大賞に選ばれてきた。

 投票には、同協会加盟書店に勤務しており、コンセプトに同意する人であればパート・アルバイトを含め誰でも参加できる仕組みで、第1回から一貫しているのは、「版元が売りたい本」ではなく、キリスト教の「専門書店がお奨めする本」を選ぼうとしている点。

 「賞を選ぶ過程も広告媒体として読者に告知していきたい」との理由から、一次選考でノミネート作品を10点選び、二次選考で大賞を決定するという2段階の工程をとっている。また、組織票を入れないという目的で、第2回からは「自社の出版物には投票しない」という規則が加えられ、審査もより厳正となった。

 今回、2014年に刊行された本の中からノミネート作品として選ばれたのは、『アンが愛した聖書のことば――「赤毛のアン」を大人読み』(いのちのことば社)、『美しい大地は』『エッサイの木――クリスマスまでの24のお話』『並木浩一著作集3 旧約聖書の水脈』『ハリエットの道』(日本キリスト教団出版局)、『マザー・テレサ 来て、わたしの光になりなさい!』(女子パウロ会)、『虹の約束』『礼拝の祈り――手引きと例文』(教文館)のほか、キリスト新聞社が発行した『天の国の種』、『天路歴程――天の都を目ざして』の2点(書名順)。

 今後、5月から7月にかけての二次選考を経て、これらノミネート作品の中から大賞1点が選出される。大賞発表及び授賞式は、同協会主催による夏期例会で予定。

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