日本初の「母の日」礼拝は青山学院 歴史振り返るコンサート、5月23日に 2015年5月23日

 青山学院校友会大学部会が主催する「AGUチャペルコンサート2015」が5月23日、青山学院大学ガウチャー記念礼拝堂(東京都渋谷区)で開催される(写真右=2013年の様子)。7回目の開催となる今年は、1913年に同学院が日本で最初に「母の日」を祝ったことを記念するプログラムが行われる。

 5月の第二日曜日に祝われている「母の日」。その制定を提唱したのは、米メソジスト教会の信徒アンナ・マリー・ジャーヴィス(1864~1948=写真下)だ。アンナの母アンは、子どもたちが健全に育つ社会を作るためには、母親が立ち上がらねばならないと考え、母親の社会参与と相互支援を促す運動を展開。南北戦争で負傷した兵士の救助にも尽力した。1905年5月9日に死去するまで、ウェストバージニア州のアンドリュース・メソジスト監督教会で日曜学校の教師も務めた。

 アンの死から2年後、アンナは同教会で追悼の記念礼拝を行い、5月の第二日曜日を「母の日」と定めて、教会の記念日とすることを提唱。翌08年に世界で最初の「母の日」礼拝が行われ、アンナは母アンが好きだった白いカーネーションを「母の日」のシンボルとすることを提唱した。

 1914年、米国で「母の日」が記念日として制定されたが、その前年に、日本で最初の「母の日」礼拝が青山学院で行われた。同学院で活動していたマイラ・ドレイパー宣教師が、「母の日」を日本でも広げてほしいというアンナからのメッセージを受け取り、2人の女性宣教師とともに、「母の日」礼拝を同学院で実現した。

 コンサートの第Ⅱ部では、こうしたエピソードが写真を交えて紹介される。出演は、チャペルコンサートクワイア、オラトリオOB・OG会など。午後1時半開演。入場無料。問合せは、同コンサート実行委員会事務局(℡03・3409・8990)まで。

 

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