山下りん・日比和平のイコン展示 玉川大博物館で、静岡ハリストス正教会寄贈 2015年10月10日

 玉川大学教育博物館(東京都町田市)は、特別展示「静岡ハリストス正教会寄贈 山下りん・日比和平が描いたイコン」を10月23日まで開催している。

 同館は今年3月、静岡ハリストス正教会(生神女庇護聖堂、静岡市葵区)から、山下りんと日比和平のイコン(聖像画)計20点の寄贈を受けた。

 同教会は、1959年に建立された聖堂の老朽化にともない、新聖堂の建設を計画。新しいイコノスタス(祭壇のある至聖所と信者席との間にある仕切り壁)内に収まりきれないイコンを、多くのイコンコレクションを有する同館に寄贈した。

 寄贈されたのは、日本初のイコン画家として各地の正教会に多くの作品を残した山下りん(1857~1939)のイコン6点と、正教徒で50年以上にわたってイコンを制作した日比和平(1914~2000)のイコン14点。

 同展では、これらの寄贈資料20点を中心に、同館のイコンコレクション全71点の中からロシアイコン・ギリシアイコン20点を展示。また、経年により傷みが生じた山下りんのイコンの修復過程も合わせて紹介する。

 同館が所蔵するイコンは、玉川学園創立者の小原國芳氏が、同学園の宗教教育への活用を目的に購入を決め、創立50周年記念事業の一つとして収集が開始されたもの。

 開館時間は、午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。土・日休館。入場無料。10月14日、19日にはギャラリートークも行われる。学芸員が展示会場で見どころを解説する(各回とも同内容)。時間はいずれも午後1時半~2時半。予約不要。当日、同館窓口に申し出ること。問い合わせは同館(℡042・739・8656)まで。

 

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