功労者に小塩節氏、加藤信子氏 日本キリスト教文化協会が顕彰 2015年11月7日

 日本キリスト教文化協会(近藤勝彦理事長)は、2015年の「キリスト教功労者」に小塩節(ドイツ文学者、中央大学名誉教授=写真右)、加藤信子(アライカパ友の会代表=写真下)の両氏を選定し、10月19日、東京・銀座の教文館ウェンライトホールで顕彰式を行った。

 小塩氏の顕彰理由は、「日本におけるドイツ文化、特にドイツのキリスト教芸術、文化、思想の紹介と普及に尽力したこと」および「キリスト教学校での教育を指導し、今日もキリスト教幼児教育に奉仕していること」。

 加藤氏は、フィリピンのマニラやセブなどの貧しい地域に住む子どもたちを支援する「アライカパ友の会」代表としての22年に及ぶ働きが、「キリスト教精神に立った、教育を含めた社会事業」として顕彰された。

 謝辞を述べた小塩氏は、「文化」と「キリスト教」の統合に向かって生きていきたいと話し、加藤氏は、「神さまは力なく弱い者に力を与え用いてくださる、ということを感謝している」と述べた。

 「キリスト教功労者」の顕彰は今年で46回目。キリスト教関係の社会事業、教育事業、文化事業、並びにキリスト教思想の普及に功績のあった75歳以上の人を顕彰するもの。これまでに176人が顕彰された。

 小塩節(おしお・たかし)=1931年長崎県生まれ。東京大学文学部卒。国際基督教大学専任講師、中央大学文学部教授、フェリス女学院院長、同理事長を経て、現在、ひこばえ幼稚園園長。その間、駐ドイツ日本国大使館公使、ケルン日本文化会館館長、国際交流基金理事・同日本語国際センター所長等を兼務。67~85年、NHKの「ドイツ語講座」を担当した。ケルン大学名誉文学博士。

 加藤信子(かとう・のぶこ)=1936年中国(旧満州)大連生まれ。54年日基教団佐渡教会で受洗。翌年東京山手教会に転会。日本キリスト教大学中途退学。東京大学医学部附属病院、初富保険病院に勤務。62年から千葉県船橋市の自宅で平山照次牧師の指導による家庭集会を開始。それが高根台伝道所となり、現在の新津田沼教会となった。93年に「アライカパ友の会」を立ち上げた。

 

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