隣人として、生きた証と伝道を キリスト者学生会が京都で全国集会 2016年4月23日

 キリスト者学生会(KGK)は3月14~18日、3年に1度の全国集会「NC(National Conference)」を「隣人となり人」をテーマに京都府立るり渓少年自然の家(南丹市園部町)で開催。全国から196人の大学・専門学校生のほか、海外からも9人が参加した=写真。キリスト兄弟団西宮教会牧師の小平牧生氏が聖書講解講師を務めた。

 小平氏は全3回の聖書講解で、神、人、この世界の三者との関係から隣人となることについて講演。まず、「神がわたしたちを愛してくださったことから始まる」とし、創世記1章から「隣人を愛するという関係的なわたしたちのあり方は、神のかたちとして作られた人間の本質的な姿である」と語った。またロマ書8章17節より、神の子とされ相続人となったということは、「天国で何かをいただくというだけではなく、この地上にあって神のみ業を子として受け継いでいくということ。全世界に対して進められている神の計画に参与するものとして、わたしたちは隣人になるように招かれている」と述べた。
 集会では聖書講解のほか3日間にわたって、家族、異端・カルト、心の病、被災地、在日コリアン、釜ヶ崎伝道、世界宣教などをテーマに九つの分科会が持たれた。そのほか、聖書研究や、自身の隣人について具体的に考え、互いに分かち合う時間も持たれた。

 派遣礼拝では、高木実総主事(3月31日付退任)が説教。「やがて終末に必ずみ心が実現する確信を持って、今の目の前の現実を生きる」という終末論的現実性の中で、遣わされた地で福音に生きようと語った。また、さまざまな制約の中で生きているわたしたちだが、制約の中で結びつけられた人格的な信頼関係の中でこそ「隣人として、決して一方通行ではない、生きた証と伝道ができるのではないか」と問い掛け、学生たちを送り出した。
 参加者の1人は大会後、「隣人という現実的なテーマだからこそ、個人の具体的なことを分かち合うことができ、それぞれが隣人を愛するということを深められた」と話した。

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