教員免許状更新講習をネットで キリスト教学校教育同盟が5月より受付 2017年4月22日

キリスト教学校教育同盟(梅津順一理事長)は、教員免許状更新のための「eラーニングによる教員免許状更新講習」を6月より開講する。5月1~10日に第一次受付を行う。
2009年から教員免許更新制が導入され、免許状保持者は期間内に合計30時間以上の免許状更新講習を受講・修了しなければならない。「必修領域」を6時間以上、「選択必修領域」を6時間以上、「選択領域」を18時間以上、受講・修了する必要がある。
このうち教育同盟が提供する更新講習は、「選択必修領域」1講座、「選択領域」4講座の計24時間。30時間に満たない分は、各自で別途講習を受講・修了する必要がある。
「選択領域」の「キリスト教教育の存立基盤とその意義」では大西晴樹氏(明治学院大学教授)、伊藤悟氏(青山学院大学教授)ら6人が講師を務める。「教師がどのように成長するか~教師の自己理解と資質能力の向上」の講師には、髙木慶子氏 (上智大学グリーフケア研究所特任所長)、佐藤優氏(元外交官、作家)ら6人が名を連ねる。
同講習は、桜美林大学との業務委託契約に基づいて実施されるもので、同大のeラーニング・システムを使用して開講される。インターネットに接続できるパソコンがあれば、同大教員免許状更新講習センターから貸与されるウェブカメラとマイクセットを使い、すべての講義・試験を24時間いつでも受講できる。
仮登録期間中(5月、7月、9月、11月の1~10日)に同講習のサイト(https://koushinkoushuu.wixsite.com/mysite-1)から仮登録手続きを行うと、受講申込書がメールで届く。その月の20日までに受講申込書の提出と受講料の入金を行って本登録手続きを完了すると、翌月の10日から受講可能となる。
受講料は、キリスト教学校教育同盟加盟校教員、カトリック学校連合会加盟校教員、キリスト教保育連盟加盟園教諭は1講座7200円。その他の学校の教員は1講座9600円。
教育同盟は、受講を機に加盟校教員が、キリスト教学校や児童・生徒を取り巻く状況の変化について理解を深め、建学理念の担い手であるために必要な知識と資質能力を身につけることによって、今後のキリスト教学校教育に資することを目指すとしている。問い合わせは教育同盟(℡03・6233・8225)まで。

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