【日本国際飢餓対策機構】九州豪雨被災者緊急支援の取り組み 

日本国際飢餓対策機構は、九州豪雨で被災された人々のために九州キリスト災害支援センター(=九キ災、代表横田法路油山シャローム教会牧師)〈当機構理事〉の支援活動に協力しています。

そのため災害直後の7日に緊急援助チームリーダーの吉田知基ほか2名を福岡に送り、車2台にパンの缶詰約4800食、水ボトルの食料のほか、歯ブラシ、絆創膏、ボディーソープ、虫除け、消臭スプレーなどの日用品を満載し、福岡県朝倉市の物資倉庫に指定されている体育館に届けました。この物資支援は、朝倉市の社会福祉協議会から九キ災への要請に基づいて行われました。

吉田はこの後、九キ災が東久留米市内に設けた久留米ベースキャンプ(久留米ベテルキリスト教会内)にとどまり、被害の大きかった朝倉市内や東峰村などに入り、被害状況の確認と被災者ニーズや支援のあり方を探りました。また11日には大分県日田市に入り、九キ災横田代表や地元の日田福音キリスト教会の竹崎牧師らと被害状況を見てまわりました。その中で竹崎牧師を通じて日田市の下小竹公民館での清掃作業に参加したり、支援要請がきている東峰村の2つの被災者の現場を確認しました。

以下は吉田からの報告です。

7月9日 吉田報告

朝倉市内でも特に被害がひどかった山田地区、杷木(はき)地区等の様子を視察しながら、国道386号線を東に可能な限り行ってみました。筑後川はかなり水位が上がり、激しい濁流も見られました。途中何ヵ所も土砂や流木で通行止めになり、筑後川の南側を迂回して進みました。テレビでよく見た山田地区よりも、杷木地区のほうが更に深刻な状況に見えました。また被害は局部的で、全く被害が見られない地区もありました。山田、杷木両地区とも既に重機が入り、地元の方々や自衛隊が幹線道路沿いを中心に泥だしの作業を進めておられ、実際午前と午後を見比べるとかなりの進展が見られました。幹線道路沿いはかなり早期に片付きそうです。

しかし、個人の住宅はほとんど手付かずと思われます。今後、こうした個人住宅の片付け手伝いなどの人的支援が急務となると思われます。

386号線から東峰(とうほう)村への道を山に向かって行ってみました。途中何軒かの川沿いの住宅が全壊、半壊状況にありました。地元の人に聞いて見ると、ライフラインも場所によって完全に止まっているそうです。この辺は井戸水も多いですが、井戸が詰まって水が出ない所も。昼食で立ち寄ったコンビニでは簡易トイレでした。東峰村へあと10キロの地点で自衛隊、九州電力、消防等の車で溢れ、車は通行できなくなりました。ここからは徒歩でぬかるんだ道を通り、小さな流れが川のようになった所を越えて行きましたが、この先は人も通行できないことを聞き、雨も降りだしてきたので引き返すことにしました。東峰村へは大分県側からでも通行が難しそうです。空を行き交う自衛隊のヘリコプターを見て、本当に孤立していることを実感しました。

15日に伊東綾を現地に派遣

当機構は吉田と交代で15日から緊急援助チームの伊東綾を現地に送ることを決定しました。

伊東は昨年の熊本地震で九キ災の初期運営をサポート、東日本大震災以降、緊急支援の現場で経験を積んできています。

今後の具体的な活動内容については、現在、九キ災が福岡県朝倉市や大分県日田市で地元自治体の社会福祉協議会や地元キリスト教会ルートでの支援を調整していることから、当機構もその動きに合わせて必要な応援していきます。とくに現地は、生活物資などは早い段階で充足しつつあるので、支援は被災家屋の泥出しや片付けなど人的支援のニーズが高いものと思われます。なお、ボランティアについては、九キ災が窓口となりますが、現時点では宿泊などの受け入れ体制のこともあり、まだ募集は行われていません。

募金先
郵便振替 00170-9-68590 日本国際飢餓対策機構
記入欄に「九州豪雨被災者支援」と明記。
日本国際飢餓対策機構ホームページからクレジットカード利用による募金ができます。
ホームページ http://www.jifh.org/

 

 

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