【列島縦断 書店員日記】 絵本の素晴しさ届けるセミナーにぜひ! 亀岡徹(北海道キリスト教書店) 2017年9月1日

 北海道キリスト教書店は二十数年前、年間1億円の売り上げを計上していましたが、昨年はいよいよ6千万を割り込む売上まで落ちてしまいました。今や正社員は役員であるわたし1人。あとはパートさんたちによって店が成立っています。安心して外回りできるのも、その方々がいるからと言っても過言ではありません。

 そのスタッフ全員で7月31日から8月1日、「こひつじ文庫絵本セミナーIN横浜」に参加することができました。同文庫35周年を記念する今回のセミナーは、多くの講師の方々による貴重な講演と参加された方々によるワークショップが中心で、内容の濃い物でした。

 キリスト教保育連盟の夏期講習会が終わった直後という慌ただしい日程でしたが、飛行機初体験のスタッフがいたり、前の日曜日に知人の教会で礼拝を守ったり、暑い中でしたがそれぞれ有意義な数日間を無事過ごすことができました。

 このセミナーは全国の保育に関わる方を対象とした絵本の講演会で、年に一度会場を変えて実施しています。講演会と言っても70人ほどの規模で、講師との距離が近く、絵本の大切さや成り立ち、絵本に隠された秘密など、ちょっと他では聞くことができないこぼれ話などなど、絵本の魅力にどんどん引き込まれる内容です。

 特にここ何回かは参加者全員でワークショップを行い、日ごろ読み聞かせをする側の先生方に、グループに分かれて自分の好きな絵本1冊の読み聞かせをしていただき、さらにその絵本の魅力を語っていただき、奥深さを探っていくというプログラムを行っています。

 たいへん地道な活動かとは思いますが、このセミナーを通して先生方と一緒に学ぶ中から、子どもたちにもっともっと絵本の素晴しさを届けることができたらなと思っています。来年も必ずどこかで実施します。お近くの「キリスト教書店」にお尋ねください。そして一緒に参加しませんか!(かめおか・とおる)

→ 次号は教文館(東京)

連載一覧ページへ

TO TOP