教皇が日本司教団にメッセージ 福音宣教省長官の訪日機会に 2017年10月1日

 バチカン(ローマ教皇庁)福音宣教省長官のフェルナンド・フィローニ枢機卿が9月17日から26日まで日本を司牧訪問した。20日には広島市の原爆資料館を訪れた。

 教皇フランシスコは、フィローニ枢機卿の訪日を機会に、日本の司教団に宛てメッセージを送った。

 バチカン放送(日本語電子版)によると、メッセージの冒頭、教皇は2015年に行われた日本司教団のバチカン定期訪問における、司教たちとの出会いに言及した。日本の教会について考えるたびに、信仰のために命を捧げた多くの殉教者に思いをはせ、これらの殉教者たちの存在はいつも心の特別な場所を占めてきたと教皇は述べた。

 そして、1597年に殉教した聖パウロ三木と同志たちから、今年2月に列福された高山右近に至るまで、信仰を証しした数え切れない人々、およそ2世紀半にわたり密かに信仰を守りぬいた「隠れキリシタン」たち、そして2015年に150周年を祝った「信徒発見」の出来事に触れた。

 教皇は日本の教会の福音宣教の課題として、特に最も弱い立場の人々を世話し、様々な出身の信者たちからなる共同体の統合を図ることを願った。一方で、教皇は、日本の教会の文化的な活動、諸宗教対話、自然保護などにおける努力を評価した。教会がカトリック、すなわち普遍の教会として生まれたからには、それは「外に向かう」という、「宣教的性格」に生まれついていると述べ、日本の教会の宣教に対するより一層の取り組みを励ました。 

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