バチカンと日本の国交75周年 ローマで記念ミサ 2017年10月21日

  日本とバチカン(ローマ教皇庁)が国交を結んで今年で75周年になることを記念するミサが10月11日、ローマ中心部にある「ジェズ教会」で、日本のカトリック中央協議会が主催して行われた。日本とバチカン市国は、第二次世界大戦中の1942年に国交を樹立し、今年で75周年を迎えた。

 ミサは、バチカンのピエトロ・パロリン国務長官(首相に相当)が執り行った。バチカン関係者や各国外交官、在留邦人、日本からの巡礼団ら約500人が参列、世界平和や両国の外交、友好関係の繁栄を祈った。

 バチカンのサンピエトロ大聖堂専属の「ビカリアート聖歌隊」のメンバーが、日本との交流の証しとして東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」の合唱を日本語で披露した。聖歌隊の唯一の日本人メンバーで、阪神・淡路大震災の被災地、神戸市出身の花岡麻美さんは「歌声が一つになって被災者の方々に届けばいいと思いながら歌った」と話していた。(CJC)

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