米テキサス州の教会で銃乱射  礼拝中に27人死亡 2017年11月11日

 米テキサス州の教会で銃乱射礼拝中に27人死亡 米テキサス州南東部サンアントニオ郊外にあるサザーランドスプリングスの「ファースト・バプテスト教会」で11月5日午前11時30分ごろ、日曜礼拝中に、ライフルで武装した男が歩いて教会に入り銃を乱射、少なくとも27人が死亡、24人以上が負傷した。

 当時、教会内に何人の礼拝者がいたかは不明。同教会の朝の礼拝には、普段約50人が参加している。 容疑者の男は銃撃後に車で逃走したが、保安当局者らにすぐに包囲され、その後死亡した。米メディアの報道によると、犠牲者には同教会の牧師の娘(14)や、6歳の男児も含まれている。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」(電子版)は、2歳児も撃たれて負傷したと伝えている。複数のメディアは容疑者をデビン・パトリック・ケリー(26)と伝えている。

 世界教会協議会(WCC)のオーラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事は、失われた生命への悲しみと銃撃に衝撃を受けている人々のための団結を表明した。今回、愛する人を失った人々を慰め、祈り、同時にこの種の暴力の根本原因を探り続けなければならないとして、トゥベイト総幹事は「武器がさらに破壊的になり、過激論者の論理が行動の中で増大するにつれて、人命のため、無視を非難しなければならない。関係者の苦痛をやわらげられないが、遠く離れていてもその人たちと並んで歩くことはできる」述べた。(CJC)

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