東アジア情勢鑑み再開 大阪・生野で「日・在日・韓女性神学フォーラム」 2018年3月11日

 キリスト教女性センター(山下明子代表)は2月19~22日、大阪市生野区の在日韓国基督教会館で第2回「日本・在日・韓国女性神学フォーラム」を開催した(通算22回目)。同フォーラムは1988年に始まり、ほぼ毎年、日本と韓国で交互に開催されてきたが、2011年に第20回で解散。その後、日韓の政治的緊張が高まり、日本では「在日」がヘイトスピーチのターゲットとなり、朝鮮半島でも南北統一が遠のいている現状から、今こそ「日
・韓・在日の女性神学つくり」が必要ではないかと話し合い、準備を経て再開した。今回は韓国女性神学者協議会(KAWT)が韓国側の主催団体となった。韓国から来日した9人を含め約40人が参加した。

 韓国からは元在日の鄭淑子(チョン・スッチャ)牧師=写真(左から4人目、フォーラムのために自ら作詞した賛美歌「私たちどうしよう!」を歌う)、在日からは申英子(シン・ヨンジャ)牧師、日本側からは生野在住の長崎由美子氏が、それぞれに自身の歴史を中心に話した。

 主催したキリスト教女性センター代表の山下氏は、「在日の参加者がフィールドワークで朝鮮学校の門を入る時、逃げたいほどの怖れと不安で震えていた、との証言に現実の重さを突き付けられた。日本と在日と韓国の女性神学が差異を認めながらも対等につながって深まり、成長し、平和のために働けることを目指したい」と振り返った。

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