米高校での銃乱射事件受け数十万人が「命のための行進」 2018年4月1日

 米南部フロリダ州の「マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校」でこの2月14日、17人が殺害された銃乱射事件を受け、高校生の呼び掛けで銃の規制を強化するよう訴えるデモ「私たちの命のための行進」が3月24日、首都ワシントンをはじめ各地であった。同年代の悲劇に心を痛めた高校生らが駆けつけ、参加者は全米で数十万人に上ったと見られる。

 共同通信によると、ワシントンでは人種差別撤廃に取り組んだ黒人公民権運動指導者、故マーチン・ルーサー・キング牧師の9歳の孫娘ヨランダ・リネー・キングさんが「私には夢がある。銃のない世界だ」と演説した。キング牧師が1963年8月のワシントン大行進で「私には夢がある」と人種差別のない日が来ることを願う有名な演説をしてから約55年。特設ステージに登壇したヨランダさんを、デモ参加者たちは喝采で迎えた。

 主催者の1人の同校生徒エマ・ゴンザレスさんは壇上で「わずか6分20秒間で17人の命が奪われた。他人任せにせず、あなたたちの命のために闘う」と宣言した。

 教皇フランシスコは25日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場で若者たちに向け、恐れずに声を上げ続けてほしいと呼び掛けた。当日はイースター(復活祭)1週間前の日曜日、「枝の主日」(シュロの主日)で、カトリック教会の若者たちの祭典「世界青年の日」とも重なった。教皇はメッセージの中で「若者たちよ、皆さんには声を上げる力がある」と語り掛けた。さらに、自分の恐怖感と「真摯に向き合い、それをありのままに認識し、受け入れることを恐れないでほしい」と訴えた。(CJC)

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