【新連載紹介】 「17歳の牧師だけど何か質問ある?」が4月からスタート! 2018年4月1日

 「トークメーカー」とのコラボ企画「聖書ラノベ新人賞」で大賞を受賞した作品「17歳の牧師だけど何か質問ある?」の連載がいよいよ始まります。以下、作者のコメントと合わせて作品の概要をご紹介します。

■作者プロフィール

 高山井作(たかやま・いさく) 愛知県出身のクリスチャン2世。クリスチャンホームに育つが、両親の離婚を通して教会を離れ、放蕩生活へ。18歳の時、誘われて再び教会へ。聖書のみ言葉(エレミヤ29:11)に救われ、受洗に至る。二つの神学校を卒業し、教会では児童伝道に携わる。本作は神学校時代に「教会の子どもたちが楽しめるような、キリスト教の読み物がもっと出されるべき!」と熱く語ったところ、先輩に「じゃあ、貴方が書いたら」と言われたことに起因する。

■受賞コメント

 このたびは、キリスト新聞社主催の第1回聖書ライトノベル新人賞の大賞をいただきましたこと、心から感謝いたします。キリスト新聞社の、「聖書をライトノベルで」という試み、特に、若い世代にその世代の文化を通して宣教を試みる姿をネットニュースで拝見し、祈りつつ、応援していました。自分もそのような働きに参加できないかと考えていたところ、この小説の構想がうかび、執筆に至りました。

 ライトノベルの何たるかも知らず、そもそも小説すら書いたことがなかったので本当に困難な挑戦でしたが、無事に書き上げ、応募することができ、大賞までいただけるとは、夢にも思いませんでした。せっかくこのような形で取り上げていただけることになったので、この作品が教会で子どもや青年たちにお勧めできる読み物となれば、また、この作品を通して少しでも多くの人々にキリスト教に関心をもってもらい、聖書のエッセンスなどを楽しんでいただけることができれば、これほどの喜びはありません。

■連載にあたって

 この作品は、牧師家庭に生まれ、信仰の試練を通ることもなく、漠然とキリスト教徒として過ごしていた「クリスチャン2世」の主人公・よしゅあが、両親の急逝という、いきなり一人ぼっちで荒野に放り出されるような経験をするところから始まります。周囲の人々、教会の人々の愛に支えられ、牧会をしていくうちに、成長し、失敗し……そして、牧会をしている自分こそが、いまだに救われておらず、本当の神の愛を知らない、最もキリストが必要な者であったと知っていく、信仰の物語です。

 もう一つのテーマは、「世代」です。イスラエルの民は偉大な指導者、モーセを失ってから、約束の地に進んでいきます。日本の教会も、開拓し、教会を作り上げていった偉大なる頼もしい世代――「モーセの世代」から、「ヨシュアの世代」へと、バトンタッチをする時期に来ているように感じます。新しい世代を教会はどのようにして受け入れていき、また育てていくのか。「モーセの世代」が伝えていくべきことと、そのバトンを、「ヨシュアの世代」はどのように受け取り、また伝えていくのか。

 この作品は、今、「モーセの世代」として教会に仕え、信仰を継承しようと労されている方々と、「ヨシュアの世代」として先人の歩んだ信仰の道を進み始めた方々へ、応援の気持ちも込めて書きました。

■あらすじ

 俺、佐藤よしゅあはどこにでもいる普通の男子高校生。知力、体力、時の運?? すべてフツーの凡人。普通じゃないのは、その私生活。

 「実は俺……牧師なんです」

 プロテスタントの単立「やまのべ教会」牧師だった両親の急逝により、「とりあえず」「まにあわせ」で、なんとこの俺が牧師をすることに!(いや俺、まだ聖書も全部読んだことないんですけど……)

 ――これは、世界最年少の牧師・佐藤よしゅあの、涙あり、笑いあり、感動あり?の成長物語である……! 日本の宣教事情・無牧問題・信徒の高齢化……そして、「余はいかにしてキリスト教徒の牧師となりしか」という「牧師のなり方」ラノベ! これを読んだら、キミも、牧師になりたくなる!(かもよ)

■主な登場人物

・佐藤よしゅあ 主人公。身長・体重・容姿・成績、全て普通、の特技もないただの男子高校生。やまのべ教会の牧師(一応)。好きな食べ物はカレー。人前で「俺はクリスチャンです」というのが一番、苦手(牧師なのに……)。

・大野さくら よしゅあの幼馴染。17歳。ポニーテールがトレードマーク。成績優秀、スポーツ万能、唯一苦手は料理のみ。趣味は体を動かすこと。小さいころはやまのべ教会のキャンプなどに参加していたが、よしゅあが今、牧師をしていることになぜか反対している。「だって、よしゅあはとりあえず、まにあわせ、の牧師でしょ?」

・木村ゆり よしゅあのクラスメイト。17歳。さくらの親友で、セミロングヘアの眼鏡っこ。趣味は読書と音楽鑑賞。おとなしく、内気な性格だが実は演劇部。「あ、あのね、演劇部の大道具で教会の絵を書くから、教会、見せてほしいな、って……」

・ダリア・D・キャンベル 自称(?)よしゅあの許嫁。16歳。ウェーブのかかった金髪、青い瞳、褐色の肌のカナダ人(いろんな国のミックスらしい)。好きなものは日本と牛丼とよしゅあ。「わたしをタスケテクレタ、よしゅあにナラ、わたしはとつげマース!」

©イラスト:金徳造@誰おま男

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