「首相退陣」求め国会前に怒りの声 シスターらは新宿駅前で署名活動 2018年4月21日

 森友学園をめぐる財務省の公文書改ざんや、安倍晋三首相の妻・昭恵夫人の関与、財務省の福田淳一事務次官によるセクハラ疑惑などが連日報じられる中、安倍政権に退陣を迫る集会が4月14日、東京・永田町で開かれ、約3万人(主催者発表)が国会議事堂前の道路を埋め尽くした。主催したのは、いずれも市民団体の「StandFor Truth」「未来のための公共」「総がかり行動実行委員会」。これに呼応して全国14カ所でも同時に抗議行動が行われた。

 真相解明を訴える野党議員のスピーチに続き、マイクを握った「Stand for Truth」の福田和香子さんは、「他の誰かじゃない、あなたが声を上げることに意味がある。あなたの怒りには何かを変えるために十分なパワーが備わっている」と鼓舞し、「わたしが大切なことから目を背け、おとなしく扱いやすい国民でい続ければ、また誰かが清算のために命を落とす」と危機感を募らせた。

 元SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)メンバーの奥田愛基(あき)さんは、ラップ調の音楽に乗せ、「公的文書を改ざんするな」「嘘をつくな」「セクハラするな」「仕事しろ」と声を上げた。昭恵夫人が繰り返した「祈ります」との言葉をなぞると、聴衆が「勝手に祈るな」と応じた。ツイッターでは、「#(ハッシュタグ)国会前大行動」が一時トレンド入りするなど盛り上がりを見せた。

 また、これに先立ちJR新宿駅前ではカトリックのシスターを含む約40人の宗教者らが街頭で憲法9条改正に反対する署名を呼び掛けた=写真下。呼びかけ人は清水靖子(ベリス・メルセス宣教修道女会)、大田伊杜子(援助修道会)の両シスター(日本カトリック正義と平和協議会、平和を実現するキリスト者ネット、平和をつくり出す宗教者ネット共催)。「日本を『戦争する国』にしないため、9条改憲を絶対に止めなければ」というシスターの訴えに、道行く人が足を止めて応じていた。

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