世界改革教会共同体 インドネシアの教会攻撃の直後に祈りと連帯を呼びかけ 2018年5月14日

 世界改革教会共同体(WCRC)は5月14日、インドネシア第二の大都市スラバヤで起きた三つの教会に対する攻撃を非難すると共に、被害者との連帯と、被害者のための、そして信者を分断させようと企む暴力の終結のための祈りを呼びかけた。

 WCRCはその中で、「悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです」(ペトロの手紙一3・8)という新約聖書の言葉を引用した。

 これらの爆発は、WCRCの加盟教会であるインドネシア・キリスト教会(GKI)のディポネゴロ・インドネシア・キリスト教会、無原罪の聖マリア・カトリック教会、そしてスラバヤ中央ペンテコステ教会を襲った。5月13日、人々が日曜礼拝のために集まった時に起こり、14人が死亡、40人を超える人々が負傷した。

 現在韓国のソウルで会合を行っているWCRC常議員会は、被害を受けたすべての姉妹兄弟たちのために、信仰者たちを標的とする暴力行為の終結と、異なる宗教の人たち同士の平和と和解のために、共に祈ったという。

 「このような暴力は、あらゆる宗教の根本的な価値の本質に反する」と、インドネシア人でもあるWCRCのシルヴァナ・マリア・アピトゥレイ副議長は述べた。「WCRCがこのような攻撃に対応しそれらを予想する上で、またインドネシアの市民が暴力から解放されて生きる基本的権利を守るために必要な措置を取り、インドネシア政府に対する支持を伝えてくれたことを、わたしはうれしく思う」

 WCRCはインドネシアの市民社会、とりわけ宗教間の市民社会による新たな取り組みを強く支持している。それは犠牲者たちと深い連帯を示し、そしてあらゆる宗教が持つ基本的な価値である、全ての人々への愛と正義そして平和に対する自らの真剣さ表明してきていると、公式サイトで述べた。

 WCRCは、インドネシアがこの困難な状況を克服し、諸宗教の共同体が暴力と不寛容を防ぐ上で決定的な役割を果たすよう祈っており、加盟教会に対し、祈りに加わり、とりわけディポネゴロ・インドネシア・キリスト教会との連帯を示すよう呼びかけ、次の祈りの文を記した。

 「わたしたちはインドネシアの暴力の犠牲者たちのために、愛する人たちを亡くしたわたしたちの姉妹兄弟のために祈ります。恐怖と不信の時代の中で、わたしたちは主よあなたに求めます。恐怖と不信の克服を、平和を、癒しを、そして和解を。主よ あなたの慈しみのうちに、わたしたちの祈りをお聞きください。アーメン」

 さらに、WCRCは世界教会協議会(WCC)と共にインドネシアのジョコ・ウィドド大統領の政府に対し、「すべての宗教の礼拝者たちが持つ基本的権利を守るために、また暴力を前にして治安を確保するために、そしてすべての人々のために正義を保証するために、素早く大胆に行動するよう」呼びかけている。

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