【列島縦断 書店員日記】 梅雨なのに、雨が降らない沖縄より 大長幸一郎(沖縄キリスト教書店) 2018年6月11日

 沖縄が梅雨に入り1カ月近くが経ちますが、梅雨らしい雨、雨らしい雨がなかなか降りません。梅雨入りしても降らないことは珍しくはありませんが、これほど降らないのはあまり記憶がありません。雨の恋しい今日この頃です。

 はじめまして。沖縄キリスト教書店店長の大長幸一郎と申します。前回までの本欄は、前店長の金城芳朗が担当し、沖縄からの声を発信させていただきました。今回、店長交代にあたり、この日記を書かせていただきます。店長に就任したのは6月1日ですから、この原稿を書いてい現段階で、まだ5日しか経っていません。しかも4月から書店の職員となったばかりなので、実は、本屋のことについてはほとんど知らないというのが実状です。

 商売の経験もないし、接客業をしたこともありません。レジ一つ打ったことも、会計業務をこなしたこともありません。今日は、請求書というものを生まれて初めて発行しました。一体これからどのように店長としての働きができるのか、自分で言うのも何ですが、まったくの未知数です。

 しかし、このことは主の導きの中でなされていることと信じ受け取っています。右も左も分からないキリスト教の出版業界の中でどのような働きができるのか、自分自身でも分かりません。ただ、あまり不安がないのと、とにかく、主が導いておられ、いつも主が共にいてくださっておられることが、唯一の希望です。

 沖縄キリスト教書店は、今年61年目を迎えます。経営的にはとても厳しい状況がここ数年続いています。これは、出版業界全体の傾向でもあります。そのような中で、どのように前進したり、留まったり、方向を変えたりするのか、知恵と工夫が試されています。それはただ人の知恵や力といったことではなく、ただ主の導きに聞き従うものでありたいと願っています。主が始めたことですから、主が最善に導いてくださると信じます。

 「まことに憐れみ深いあなたは/彼らを荒れ野に見捨てることはなさらなかった。昼は雲の柱を取り去ることなく行く手を示し/夜は火の柱を取り去ることなく/行く道を照らされた」(ネヘミヤ記9:19)(おおなが・こういちろう)

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