WCC 米朝首脳会談に希望を表明 シンガポールのカトリック教会や聖公会なども祈り 2018年6月12日

 世界教会協議会(WCC)は6月11日、米朝首脳会談が12日にシンガポールで行われるのを前に、その成果が成功に終わるための希望を表明した。

 WCC総幹事のオラフ・フィクセ・トヴェイト氏は「朝鮮民族を苦しめてきた、植民地支配による抑圧、紛争、対立、そして分断という、長く悲劇的な歴史を変革するために、新しいものが出てくるよう、わたしたちはこの首脳会談のために祈っている」と述べた上で、「この会談が平和的共存のための、正義のための、そして再統一のための新たな可能性を生み出す助けとなるよう、私たちは祈っている」「神――すべてのものを新しくしてくださる、いのちの神――が、これらの政治指導者たちの心を、平和と正義への新たな道へと導いてくださるよう祈る」と加えた。

 一方、ローマ・カトリック教会シンガポール大司教区と同司教区内のカトリック教会は、英文公式サイトやフェイスブックに米朝首脳会談のための祈りを掲載している。

 また、一部の報道によると、米朝首脳会談の会場付近にある聖公会などの教会では、10日の礼拝で、同会談のための祈りが捧げられたという。

(写真:カトリック教会シンガポール大司教区 良き羊飼い大聖堂)

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