スイス・カトリック教会 虐待防止で性教育導入検討 2018年10月1日

 スイスのカトリック司教協議会が、聖職者のセクハラや性的虐待を防止するため性教育プログラムを検討している。日曜紙「ゾーンタクス・ツァイトゥング」と「ル・マタン」日曜版が報じた、と「スイスインフォ」が伝えた。スイス北東部ザンクト・ガレンで9月3日から始まった司教協議会では、性的虐待の予防策や、性的暴力が起こった場合の報告義務の厳格化が検討された。

 司教会議の依頼を受け発足した、虐待防止策検討諮問委員会のジョルジオ・プレステレ委員長は、「神父や宗教者は聖職を与えられる前に、今後司祭になる者としてふさわしいかどうか査定を受けることも考えている」と話す。

 諮問委員会は、性的虐待が起きたことが最初に示唆された段階で司法当局に届け出るよう既存のガイドライン改定を勧告している。現ガイドラインでは、被害者が未成年者の場合はこうした義務が明文化されているが、成人については教会に裁量の余地がある。(CJC)

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