「若者」シノドス 中国から2司教出席 2018年10月17日

 カトリック専門通信「アジア・ニュース」(英語版)は、「若者シノドス」へ参加するようにとの教皇の招きに応じたのは、陝西省延安のジョン=バプテスト・ヤン・シャオテイン司教と河北省承徳のジョセフ・グオ・ジンカイ司教と報じている。

 教皇は10月4日朝、シノドスに出席している2司教と数分間話し合った。その中のジンカイ司教は、暫定合意に基づいて、教皇が認可した「破門」司教8人のうちの1人。

 バチカン(ローマ教皇庁)と中華人民共和国間で続いてきた交渉の中で9月22日、北京で開かれた教皇庁外務局次長アントワン・カミレーリ師と、中国の王超・外交部副部長による会談の際、両代表は、司教の任命をめぐる暫定合意書に署名している。

 教皇は同日、主の群れの司牧を推進し、その霊的遺産を効果的に遂行するためとして、承徳教区を設立、司教座を、承徳市の善き牧者イエス司教座聖堂とすることを明らかにした。承徳教区も中国政府公認の天主教愛国会がすでに設立しているのを追認したと見られる。(CJC)

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