ロシア正教会が「コンスタンチノープル総主教庁」と断絶 日本正教会も続く 2018年10月23日

 ロシア正教会は10月15日、ベラルーシの首都ミンスクで教会会議を開き、ウクライナ正教会の独立に関する「コンスタンチノープル総主教庁」の決定を「違法」として拒否、同庁との正教会としての関係を「維持することが不可能になった」とする声明を出した。同庁がロシア正教会の管轄下にあったウクライナ正教会の独立手続きを始めたことに反発した。

 ウクライナ正教会の独立問題は、ウクライナとロシアの政治対立が背景にある。ロシア正教会はロシアのプーチン政権と密接な関係にある。一方、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領は、南部クリミア半島を一方的に併合するなど自国に介入するプーチン政権と対立を深めており、「総主教庁」にウクライナ正教会の独立を要請していた。

 ロシアの「スプートニク通信」(日本語電子版)=写真=が伝えるところでは、日本ハリストス正教会もロシア正教会の決定に従い、「コンスタンチノープル総主教庁」との関係を断絶する。18日、日本ハリストス正教会の総務部書記が声明で明らかにした。

 声明には、日本ハリストス正教会はモスクワ総主教座に所属する自治教会である以上、モスクワ総主教座の決定に従うと書かれている。

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