ダビデ張グループ詐欺容疑 新たにオリベット大学も起訴 2018年11月16日

 マンハッタン地方検察庁は、ワールド・オリベット・アッセンブリーの指導者ダビデ張(張在亨=ジャン・ジェヒョン)とつながりの深い「福音派」のキリスト教大学・オリベット大学とその経営指導層を詐欺企図、共同謀議、虚偽財務記録などの容疑で起訴した。ニューズウィークの前親会社の財務に対する捜査から派生したもの。当初の起訴状にオリベット大学は含まれていなかったが、被告人の数名が同大学に関わりがあったため今回の起訴に至った。

 ニューズウィークの報道によると、新たに被告人に加えられたのは、オリベット大学とオリベット大学財務部長リンジー・ジャオ(別名ジョン・ジャオ)、オリベット大学評議員会議長アンドリュー・リン(別名トニー・リン)。先に起訴されたインターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBT)メディアの共同創設者エチエンヌ・ウザク氏はオリベット大学前副議長で、、クリスチャン・メディア・コーポレーション(CMC)の前発行人ウイリアム・アンダーソン氏は同大学評議員だった。

 地方検察庁は、アンダーソン氏らが融資を獲得するため、偽造した財務記録を使ってオリベット大学の財務を偽って提示した、と主張。「公認会計士リン・チェン」という架空の会計監査人を虚偽の電話番号と電子メールアドレスと共に捏造した、とされる。

 起訴状によれば、独立系の販売会社であるオイコス社は2500万ドル(28億3千万円)を受け取り、その資金の大半を、オリベット大学とアンダーソン氏らが管理する銀行口座に移した。その資金はオリベット大学の経営と不動産の購入に使用されたという。

 ニューズウィーク・メディア・グループ(NMG)に対する捜査は2年以上前に開始された。2018年1月にマンハッタン地方検察庁のサイラス・ヴァンス検察長官の指揮下の捜査官がニューズウィーク・メディア・グループを家宅捜索し、18台のサーバを押収したことで、捜査が明るみに出た。木曜のプレスリリースで検察長官は「捜査は続行中である」と述べた。

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