福音功労賞2年ぶりの開催 吉持、藤井、星野の3氏が受賞 2018年11月21日

 日本福音振興会(泉田昭会長)は2018年度の「日本福音功労賞」に、吉持章(いのちのことば社宣教団前理事長)、藤井圭子(日本キリスト伝道会エバンジェリスト、小児科医)=写真左から、星野富弘(詩画作家)の3氏を選定し、11月5日、お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で顕彰式を行った。関係者など約100人が参加した。

 顕彰式は今回で24回目。16、17年は泉田会長の体調不良などの理由で顕彰式は見送られたため、今回は2年ぶりの開催となった。

 泉田氏はそれぞれの顕彰理由として「日本同盟教団各教会の牧会や、超教派活動に貢献したこと」(吉持氏)、「小児医療、エバンジェリストとしての国内外の諸集会の奉仕、文書伝道」(藤井氏)、「長年の創作活動と、『花の詩画展』の国内外開催を通しての福音宣教」(星野氏)を挙げた。
 受賞にあたり吉持氏は「わたしの周りに素晴らしい友人や助け人たちを置いてくれた神に感謝」、藤井氏は「すべての人を愛しているから、すべての人に福音を述べ伝える」と謝辞を述べた。星野氏の代理で出席した妻の昌子氏=写真右=は、「多くの人に支えられ、チャンスも与えられてきた。主を褒め称えます」とのメッセージを代読した。

吉持章(よしもち・あきら)=1936年愛知県生まれ。1959年日本クリスチャン・カレッジ卒業。87年東京キリスト教学園理事長・学園長。96年日本同盟基督教団理事長。98年日本福音同盟理事長。2003年いのちのことば社理事長。

藤井圭子(ふじい・けいこ)=1936年広島県生まれ。1961年広島大学卒業、小児科医となる。85年日本キリスト伝道会エバンジェリストに任命。社会福祉法人朋輝福祉会『郷原の里』理事。

星野富弘(ほしの・とみひろ)=1946年群馬県生まれ。70年群馬大学卒業。体育教諭時、指導中の事故で手足の自由を失う。81年詩画作品を雑誌、新聞に連載。82年『花の詩画展』を群馬県高崎市で初開催。91年群馬県勢多郡東村(現みどり市)に『富弘美術館』開館。

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