「SNSと福音宣教」セミナー 個々人の「好きなこと」通じ発信を 2019年4月1日

 シグニス・ジャパン(カトリックメディア協議会、土屋至会長)は3月9日、「SNSと福音宣教──主が霊を授けて主の民みんなが預言者になったらいいのに」を主題とするインターネットセミナーをカトリック聖パウロ修道会若葉修道院(東京都新宿区)で開催した。約50人の老若男女が参加した。

 第24回を数える今回は、実際にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を駆使する3組の登壇者が、インターネット上で展開している「福音宣教」の実践を報告。はじめに上坂栄太さん、上坂かすがさん(日本イエス・キリスト教団荻窪栄光教会員)が「聖書に運命を感じてもらうには?――伝道特化型サイトのリアル」と題して提言。2人は「いつかみ聖書解説」という名のサイト(https://itukami.lampmate.jp/)で、数ある漫画からライトノベル風に聖書を解説するという試みを続けてきた。かすがさんは「キリスト教と関係のない単語でできるだけ検索上位に表示されることを目指している。自分の好きなことと聖書やキリスト教の間に、意外な接点があると気付いてもらえれば」との期待を込めた。

 カトリック北見教会(札幌司教区)の公式アカウント(https://twitter.com/KitamiCatholic)を運営するニコラオさん(同教会員)は「立てよ兄弟!北見教会流SNSの泳ぎ方」と題し、主にツイッターで発信する際の留意点などを説明し、「司祭の職分と信徒の役割、教会の交わりとSNSの交わりを区別し、SNSではSNSらしい方法に特化すべき。青年の少ない地方の教会こそ、一緒にやろうと呼びかけたい」と訴えた。

 カトリックのウェブマガジン「AMOR(アモール)──陽だまりの丘」(http://webmagazin-amor.jp/)で編集、SNSを担当する石原良明さん(カトリック葛西教会員)は、2016年の創刊からこれまでの経緯を紹介し、キリスト教にまつわるクイズやゲームなど、教会から離れてしまった人や若い世代が関心を寄せられるようなコンテンツ作りを目指してきたこと、一般信徒がチームとして福音宣教に取り組むことの重要性について述べた。

 後半は、「ハッシュタグ」機能を知らないツイッター未経験者でもSNSの特質が体感できるよう、自分の好きなことを「深掘り」し、共有することで共感を得るというワークショップが行われた。セミナー当日の模様はユーチューブでも視聴可能。

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