『教会に生きる喜び』出版記念で 朝岡、大嶋両氏がWTP公開収録 2019年5月21日

 太平洋放送協会(PBA)のネットラジオ番組「What The Pastors!!」で人気を博した朝岡勝氏(日本同盟基督教団徳丸町キリスト教会牧師)と大嶋重徳氏(キリスト者学生会総主事)のコンビが再び限定復活した。4月30日、お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で行われた朝岡氏による新刊『教会に生きる喜び――牧師と信徒のための教会論入門』(教文館)の出版記念イベントでのこと。大嶋氏はインタビュアーとして登壇し、100人以上の来場者が2人のトークに耳を傾けた。

 朝岡氏は、28年の牧会の中で「教会とは何か」を問い続けたこと、神学校の恩師から「教会について書く」ように言われていたことが、本書を書くきっかけだったと紹介。

 タイトルにある「喜び」については、「特別なことではなく、日曜日の礼拝のちょっとした風景や食事の風景など、礼拝周辺の神様にある日常」が喜びだとし、牧会を始めた当初、礼拝に来ていない人のことばかりが気になっていたが、神学校で学び直したことを経て「礼拝に来ている一人ひとりが神様が招かれている尊い一人ひとりだという視点と、以前の〝ないもの〟を見る視点から、〝あるもの〟を見る視点に神様がしてくださったことが、教会に生きる喜びを書く大きなスイッチとなった」と語った。

 大嶋氏は、失敗談が多く書かれている同書について、「教会に生きる喜びは、キリストのための苦しみに結びついている」との言葉を引用し、「教会はいいことばかりではなく、躓き、傷つけられることなど、苦しみの問題がある。イエス様の苦しみを共に生きていくことは、教会に生きることと分かちがたく結び合わされている」と語った。

 朝岡氏は、執筆にあたっては教会論から書くのではなく、個別具体的なことから書こうと決めていたと話し、「読者が自分の教会、信仰の経験を、自分の言葉で語り直す契機になってほしい」「新しいことは何も書いていない。当たり前のことを神様の恵みの光のもとで見つめ直してみれば、それが喜びだったと気付くことができる。読者の生きている現実から、そうした喜びを引き出す呼び水となれば」と語った。

 トークイベントの模様はPBAのサイト(https://www.pba-net.com/web/wtp/)から視聴可能。

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