「燈台」33年の歴史に幕 高齢化と現地の立ち入り制限で 2019年7月11日

 アフガン難民への医療、教育支援を行ってきたNPO「燈台」アフガン難民救援協力会(石黒早苗理事長、事務局=埼玉県北本市)が今年度で活動を終えるにあたり、最後の現地報告会を6月22日、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で行った。

 冒頭のあいさつで石黒氏は、現地での問題は未だに山積みであるものの、理事会の高齢化と現地への立ち入り制限が厳しくなったことが活動終了の主な理由であることを述べた。その後、33年間にわたる活動を星野隆三氏(同会理事)がスライドや当時のニュース映像を混じえつつ報告。初代現地代表である中川謙三氏がパキスタン国クエッタ市に病院を開設したことから始まり、タリバーンやアメリカ軍の侵攻などの困難が続く中で、近代的な医療、教育を行ってきたことが紹介された。

 現在の現地代表である浜田文夫氏の報告では、「燈台」の学校出身者が国内大学、海外留学を経て、国内の要職に就いていることが紹介された。また、卒業生による感謝のビデオメッセージが流された。

 支援者への感謝として、1994年からチャリティコンサートによって「燈台」を支えてきた音楽団「ユーオーディア・アンサンブル」によるコンサートも行われた。

 2020年3月末に活動を終えるまでに必要な資金の寄付は引き続き行う。送金先は銀行振込:三井住友銀行桶川支店437449、武蔵野銀行北本支店170914、郵便振替:00120-6-629375、いずれも「特定非営利活動法人 燈台」まで。

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