カトリック難民移住移動者委 具体的行動呼び掛けるメッセージ 2019年9月11日

 9月29日に105回目の世界難民移住移動者の日を迎えるにあたり、日本カトリック難民移住移動者委員会(松浦悟郎委員長、山野内倫昭担当司教)はメッセージを発表。教皇フランシスコのメッセージに触れ、難民移住移動者を取り巻く諸問題は当人たちだけではなく「私たちの側」の問題でもあると指摘。共感は、他者の痛みを感じさせ、助けるための行動を促すとし、具体的行動を起こすよう呼び掛けた。全文は以下の通り。


「これは移住者だけの話しではなく、私たちのことなのです」

日本カトリック難民移住移動者委員会
委員長  松浦悟郎
担当司教 山野内倫昭

 教皇フランシスコはこれまで難民や移住者に寄り添い、ともに歩む姿勢を示してきました。今年の教皇メッセージでは、難民移住移動者をとりまく諸問題は当人たちだけではなく、何よりも私たちの側の問題でもある、と訴えています。今日の社会は個人主義や功利主義、使い捨て文化が価値観の中心となり、そこでは誰もが、排除されるリスクを負っているのです。こうした中、人間性の最も深い琴線に響く共感は、私たちに他者の痛みを感じさせ、助けるための行動を促します。私たちは教皇の呼びかけに応え、「恐れずに」移住者らと出会い(マタイ14・27)、「見返りを求めない」思いやりで接し(マタイ5・46)、「どんな人も排除しない」(マタイ18・10)、という具体的な行動を起こしていきましょう。それこそが神の国の実現のためにキリスト者としての召命を生きることだからです。

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