「雨傘運動」元リーダーら米議会で「香港人権法」承認を要請 2019年9月24日

 香港民主化活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と歌手の何韻詩(デニス・ホー)氏らは9月17日、米議会の公聴会に出席し、与野党議員に対して「香港人権・民主主義法案」の早期可決を求めた。18日、ナンシー・ペロシ米下院議長と一部議員は黄氏らと記者会見し、香港の抗議活動を支援した。

 黄氏は、連邦議会・行政府委員会(CECC)が中国問題で行った公聴会で、香港の現状について「一国一制度に近い状況だ」と説明。「6月から7月中旬まで、香港市民は逃亡犯条例改正案の撤回、抗議者の“暴徒”認定の取り消し、警察の実力行使に関する独立調査委員会の設置などを政府に要求してきた」とし、「7月21日がこの抗議活動の転換点となった」と指摘した。

 「同日、暴力団組員らは元朗地区の地下鉄駅で、記者や市民を襲撃した。市民が複数回通報しても、警官らはすぐに現場に駆けつけなかった」という。

 黄氏は、中国当局による武力鎮圧の可能性を懸念した。「習近平政権が、共産党政権発足70周年にあたる10月1日前に、強硬な措置を取る可能性は低いと思うが、その後は何が起きるのかわからない。戦車が香港に入ってくる可能性を排除できない」と危惧した。

 黄氏は、警察が使用する催涙弾やゴム弾などは欧米各国から輸入したもの、と指摘、米議会に「米企業に香港警察に催涙弾などを提供しないよう働きかけてほしい」と述べた。

 気功集団『法輪功』修練者への弾圧や虐待報道などに力を入れるメディア『大紀元時報』(本社ニューヨーク)日本語版が報じた。(CJC)

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