モスクと教会とシナゴーグ 1カ所に集めるUAE構想発表 2019年10月11日

 アラブ首長国連邦(UAE)が宗教間の調和を目指すプロジェクトとして、モスク(イスラム教礼拝所)とキリスト教会、シナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)を1カ所に集めた施設「アブラハム家族の家」を首都アブダビに建設する計画を発表したことを、米メディア「CNN」が9月27日報じた。

 この計画が誕生したのは、教皇フランシスコが2月にUAEを訪問した際に、イスラム教指導者との間で人類の友愛を促す共同宣言に署名したことがきっかけ。

 同施設はアブダビにあるサディヤット島で「ルーブル・アブダビ」の近くに建設され、設計は著名建築家のデービッド・アジャイ氏が手がける。

 アジャイ氏は「こうした建物を通じ、あらゆる信仰をもつ人たち、そしてあらゆる社会の人たちが、今後何世代にもわたり、平和的共存の使命について学び、貢献できることを望む」とコメントした。

 ユダヤ教指導者のブルース・ラスティグ師は、「宗教指導者と地域社会の架け橋を築くとともに、違いによって定義されることがあまりに多い時代にあって、平和と調和を促進する一助になる」と評価しているという。(CJC)

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