日本基督教団全国信徒会 「青年伝道」主題に講演とフォーラムも 2019年10月23日

 プロテスタント日本宣教160年を記念し、日本基督教団全国信徒会(望月克仁会長)は10月14日、富士見町教会(東京都千代田区)で第2回全国信徒大会を開催した。6教区、61教会から155人が参加した。1970年以来、実態を失った全国信徒会が2014年に再結成された後、15年に開かれた第1回に続くもの。

 第一部の記念感謝礼拝では、日本基督教団総会議長の石橋秀雄氏(越谷教会牧師)が「伝道の命と力の回復」と題して説教。「日本基督教団の歴史に主が憐れみを注ぎ、導いてくださったことに感謝と共に希望を抱いている。『祈ろう、伝えよう、共に献げよう』という教団伝道推進基本方針の展開を一つになって進めよう」と呼び掛けた。

 続く第二部では、青年伝道を主題に講演会・フォーラムが行われた。増田将平氏(青山教会牧師)による主旨説明に続き、「若者と献げる喜びの礼拝」と題して、KGK総主事の大嶋重徳氏=写真=が登壇。大嶋氏は「日本基督教団の歴史の中で、伝道はしてきたが、救われた魂が起された数と共にそれ以上に、私たちの子どもたちに信仰をつないでくるということを怠ってきたのではないか」と問い、エマオへの途上で2人の目が開かれ、エルサレムに戻ってやがて伝道が始まるというルカによる福音書24章をひも解きつつ、「若者と共に祈り、若者と喜びの礼拝を献げることを願う時、あなたは何になるのか」と語った。

 齋藤篤氏(深沢教会牧師)は「10人がひとりのために」と題して、若い人たちが主体となって献げるワーシップを紹介した。

 フォーラムでは、「若者たちと食事をしようと思っても若者たちの方が迷惑じゃないか」という参加者からの質問に対し、「決してそんなことはない。ぜひ青年たちに声をかけてほしい。地域社会が壊れている中で、高齢者からその孫にあたる世代の子どもまでのいるコミュニテイとして、教会は大きな可能性がある」との答えが出され、「年長者が寂しくなるようなあり方は青年伝道としてふさわしくない。若い人たちも高齢の方々と互いに交わることが大切」などの意見が交わされた。

 同会発行の記念パンフレットには、日本伝道160年にあわせて全国から募集した「160字メッセージ」も掲載されている。問い合わせは同会事務局(Tel&Fax 044-969-2024)まで。

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