渦中のマローン司祭辞任 性的虐待した聖職者を少なく公表 2019年12月16日

 バチカン(ローマ教皇庁)は12月4日、カトリック教会の性的虐待事件を巡る虚偽報告の疑いが浮上していた、ニューヨーク州北部バッファロー市のリチャード・J・マローン司祭(73)の辞任を認めたと発表した。ニューヨークタイムズ紙が同日、報じた。

 同司祭は2018年3月、数十年にわたり子どもに性的虐待を行っていた疑いのある同教区の聖職者42人のリストを公表した。しかし、同司祭の事務所に勤めていた女性が、リストの下書きに実際には117人の名前があったことを、証拠のコピーと共に地元ニュース局WKBWに漏えいした。

 教皇庁は、マローン司祭の辞任理由について明らかにしておらず、辞任が強制によるものか任意によるものかも不明。マローン司祭は自身の辞任について、任意の「早期退職」であるとする声明文を発表している。(CJC)

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