春学期でコンコーディア大学ポートランド校閉鎖 2020年2月17日

 米国で厳しさを増す、大学特にキリスト教大学が直面する存続の危機がまた一つ顕在化した。創立115年の米ルーテル派系コンコーディア大学ポートランド校(オレゴン州)がこの春学期を最後に4月25日閉鎖する。負債が山積している実情では、他に選択の道はなかったと見られる。

 「すべての選択肢について祈り検討した結果、現在と将来予測される在学生数と財源では、大学がその使命を果たし続けることは不可能と判断した」と、トム・ライズ理事長代行は2月10日、ビデオで明らかにした声明で述べている。約10ヘクタールのキャンパスは売却予定。学生の転校には援助するという。

 一方、現地紙オレゴニアンは17日、1人の学生が、大学を訴えた、と報じている。学生たちが2020年春の学期に授業料を納入する前に、大学は財政的な問題を明らかにすべきだった、と主張している。

 東京・三鷹のルーテル学院大学は、シカゴ・ルーテル神学校(1975年)に次いで、セント・オラフ大学と共に1990年、海外協定校としている。

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