ナイジェリア 「ボコ・ハラム」が教会を襲撃 2020年2月26日

 ナイジェリアのアダマワ州ゴンビ郡ガルキダで2月24日、暴力主義過激派「ボコ・ハラム」による教会襲撃事件が起きた。ボコハラムは、公共施設含む数カ所を攻撃した。政府による反撃と鎮圧もあったが、数千人が避難。現地の同胞教会(EYN)、英国聖公会、リビングフェイス教会が被害を受けた。現地各紙などによれば、ボコ・ハラムは数百人規模でトラック9台、バイク50台で町へ侵入。ガルキダの住民からは、政府軍の対応不備の声も上がっている。

 ナイジェリアでは、パキスタンに次ぐ苛烈なキリスト教への迫害が続く。国家と宗教、歴史と民族、格差貧困。複雑に絡む現実の狭間で「信仰」の意味が問われている。

EYN Church Garkida Aishatu Ene氏より画像引用

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