カンタベリー大主教、新型コロナウイルス対応で礼拝配信 2020年3月21日

 聖公会のカンタベリーとヨークの大主教は3月17日、聖職に向けた書簡を公開。新コロナウイルス拡散防止のため、政府の方針に従い、公的集会の制限と保留を勧めた。カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏は3月19日、新コロナウイルス危機への対応として、自らがストリーミング礼拝を導くことを発表。世界的な教会指導者が全国放送を導くことで対応する。ウェルビー氏は、主教公邸ランベス宮殿の地下室で奉仕を率い、特に病人と不安の中にある人々、また医療福祉従事者のために祈る。

 イングランド教会が提供する礼拝配信は、インターネット配信だけでなく、日曜ごとにBBCラジオで配信される。またSNSを通じて放送予定と礼拝の開催目処などを随時更新する予定。この礼拝には、短い説教や賛美歌が含まれる。また同教会は、これらの取り組みに連動して、デジタルと紙媒体の両方へ注力する。聖務日課である昼/夜の祈りなど伝統的な内容から、さまざまなメディアとSNSの活用法についての講座放送まで、各種コンテンツを用意する。

 カンタベリー大主教の公式HPには、Amazonが提供するAlexa、Google Homeスマートスピーカーなどのリンクが提示されている。ウェルビー氏は「閉店しているわけではない」「祈りと奉仕に基づく異なる種類の教会へと刷新される」と説明した。新コロナウイルス危機によって、イングランド国教会のデジタル対応が標準化されることになる。

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