ソウル市長「礼拝に参加した信徒も罰金最大300万ウォン」 大韓イエス(合同)は「宗教弾圧」と反発 2020年3月29日

 朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が3月23日、礼拝など一切の活動ができないようにする集会禁止行政命令を発動した。現地紙「朝鮮日報」が報じている。命令は、前日の22日、日曜礼拝を強行した「サラン第一教会」(ソウル市城北区長位洞、チョン・グァンフン牧師=拘束中)に対するもので、これに違反した場合、信徒個々人にも最大で300万ウォン(約26万円)の罰金を支払わせるというもの。丁世均(チョン・セギュン)首相も同日、同教会に対し集会禁止命令など法的な措置が必要との見方を示した。

 朴市長は、同教会に対し行政命令を発動した事実を発表し「集会禁止行政命令が発動している4月5日まで、これに違反すれば個々人に300万ウォン以下の罰金と共に、感染者が発生すれば感染者と接触者全員に対して治療費の一切と防疫費も請求する」と述べた。

 朴市長は「サラン第一教会」を名指ししたが、22日には他の281教会で礼拝が行われた。クァンリム教会(江南区)、ヨンセ中央教会(九老区)、イムマヌエル教会(松坡区)など大型教会8カ所もこれに含まれる。ソウル市はそれ以外の教会に対しても、市が定めた方針を順守しない場合、同一の措置を取ることができるとの考えを示した。

 このように複数の集団施設の中で教会だけを狙い撃ちした制裁について「政治論理が介入した決定」「憲法が保障した宗教の自由を侵害している」との指摘も出ている、と「朝鮮日報」。

 教会に対する厳しい基準の適用にプロテスタント教会団体も反発している。プロテスタント系二大教派の一つ「大韓イエス教長老会合同教団」は3月21日、加盟1万1000以上の教会に「3月22日の礼拝に対する指導、監督次元で一部公務員が強制的に礼拝堂に侵入しようとする態度を示した」と伝え、「これは宗教弾圧であり、神聖冒とく」との考えを示した。

English: Korea.net / Korean Culture and Information Service (Jeon Han) 한국어: 코리아넷 / 해외문화홍보원 (전한) – https://www.flickr.com/photos/koreanet/15600384038/in/photolist-oqmqDz-oq5ap4-oXFtom-oXESK5-pfaDzt-pf8EKA-pLy3EA-oXEuuT-oXFu7f-oXErxv-azcEW8-87x5Pb-dLNCNY-dP1vS3-dNTV2M-jMD5uN-os7fTM/, CC 表示-継承 2.0, リンクによる

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