WCRP日本委マスクを提供 オンラインで「祈りの集い」も 2020年4月21日

 世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会は4月15日、手作りマスク130枚をNPO法人へ提供する「マスク配布プロジェクト」を実施したと発表した。新型コロナウイルス感染の広がりによってマスクが不足している状況に対し、事務局スタッフで手作りしたマスクを、子ども食堂や子ども託児を運営する「NPO法人ゆるゆるma~ma(マーマ)」に130枚届けた。同団体では、子ども食堂の開催が難しいため無料で弁当を配布しており、マスクはその際に配られるという。

 また、4月7日に中国宗教者和平委員会(CCRP)から1万枚のマスクが寄付され、特にマスクを必要としている路上生活者、障がい者、単身高齢者、人身取引・DVなどの被害にあった女性、在日外国人を支援する団体、医療従事者へ寄附したことも明らかにした。

 同委員会では「宗教をもつ者として、自らの生活や心のあり方を省み、他者の苦しみを思い、善意と奉仕に感謝をささげ、祈る時間を持たせて頂きます」として、4月8日から毎週水曜日の午後1時に、青年・女性宗教者、理事、評議員などの役員がそれぞれの宗教伝統に基づき、祈りと励ましのメッセージをライブ配信する取り組み「祈りをつなぐ水曜日WCRP Interfaith Prayer」を開始。参加するには事前の登録が必要(https://bit.ly/2xBbtAO)。登録後、参加に関する確認メールが届く流れとなっている。問い合わせは同委員会広報担当(Tel 080-2003-2031、090-2408-7117)まで。

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