死海文書の由来は? 羊皮紙のDNA調査で謎深まる 2020年6月21日

 死海周辺で発見された古代の聖書写本群「死海文書」のDNA調査で、文書の一部については、発見された砂漠の地域に由来するものではないことが判明した。研究結果が6月2日発表されたとAFP通信が報じている。

 死海文書の調査は数十年前から続けられていて、羊皮紙とパピルスの巻物はヘブライ語、ギリシャ語、アラム語で書かれており、世界最古の「十戒」の写本をはじめ、最古級の聖書写本が含まれていることなどが分かっている。 

 イスラエル考古学庁(IAA)の死海文書調査プロジェクトを統括する研究者のプニナ・ショル氏は、「死海文書はすべてヤギの皮に書かれているとこれまで考えられていたが、今回の研究では、羊皮紙の断片の分析を通じて、一部の文書がウシやヒツジの皮に書かれていたことが明らかになった」と説明する。(CJC)

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