トルコ・アルメニア教会総主教、「アヤソフィアを礼拝堂に」 2020年6月23日

 イスタンブールの有名な「アヤソフィア」について、アルメニア教会のサハク・マシャルヤン総主教が、「1500年に及ぶ無数の修復、そしてファーティヒ・スルタン財団の尽力は、どれもを礼拝堂として保護するためのものだった。博物館にするためではない。興味津々の観光客が写真を撮るために走り回るのではなく、膝をついた信徒たちが敬意と畏敬の念をもって礼拝することこそが、礼拝堂の本質にかなうものだ」と語った。トルコ公共放送(TRT)が6月14日伝えた。

 「アヤソフィアは礼拝堂となるべきである。礼拝堂として十分な大きさがある。キリスト教徒の場所も割り当てられればよい。我々の円熟した宗教的平和を、世界が称えるとよい。アヤソフィアが時代と人類の平和のシンボルになるとよい。理想主義的すぎるだろうか。わたしたちは皆、同じ天空の屋根の下で礼拝をしているのではないか。信仰は違っても、同じ唯一の神を信じているのではないか。1000年に及ぶキリスト教徒の、500年に及ぶイスラム教信者の祈りをその壁に吸い込み、神秘の存在の中で織り合わせてきた礼拝堂が、異議を唱えるとは思えない」と同主教は述べた。

 さらに「アヤソフィアは『聖なる知恵』の礼拝堂であり、1500年の人類の歴史の中で平和より尊いものはなかったことを、教えてくれる。新たな十字軍や「新月の遠征」(ムスリムの遠征)の余地はない。世界の救済とは、十字架と新月の同盟である。このような平和を世界に贈るという名誉は、トルコ共和国にふさわしいものだ」と同主教は述べている。(CJC)

Arild Vågen - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=24932378による

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