日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団 関東北東教区の集会で集団感染 2020年7月26日

 日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団(土屋潔理事長)は7月23日、関東北東教区に属する教会の集会で7月12日の集会後に、新型コロナウイルスの集団感染が発生したと明らかにした。感染したのは児童を含む集会参加者20人のうち15人の信徒ら。現在は入院しており、いずれも軽症と報告されている。その後、集会所は保健所によって消毒され、2週間の使用中止となっている。

 同教団では「緊急事態宣言」解除後の礼拝再開にあたり、「教会所在地の各自治体の感染防止ガ イドラインを参考にする」「3密を避け、感染防止対策を引き続きしっかり行う」「再開の最終判 断は、従来通り担任教師と役員の自主判断に一任する」などのガイドラインを定めてきたが、今回 は「感染者の家族である教会員によってウイルスが集会に運ばれ、拡散したと考えられています」 としている。

 ホームページ(https://j-ag.org/notice/news-about-corona-20200723/)に掲出された「お知らせ」全文は以下の通り。 


新型コロナウイルス感染に関するお知らせ

2020年7月23日
日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団
理事会

 5月末の緊急事態宣言解除後、Withコロナによる新しい生活様式が始まりました。7月現在、東京や大阪をはじめとして全国各地で感染者が増加し、拡大傾向が続いています。

●感染の発生

 当教団・関東北東教区に属する教会のブランチ集会で7月12日(日)の集会後に、集団感染(クラスター)が発生しました。
 集会参加者20名(児童含)のうち15名が感染。感染した15名は現在入院しており、いずれも軽症と報告されています。

●感染経路

 現時点の推測される感染経路ですが、7月12日以前、通勤送迎用車両に乗っていた6名が感染した報告がなされており、その感染者の家族である教会員によってウイルスが集会に運ばれ、拡散したと考えられています。
 集会ではある程度の感染対策はされていたようですが、「換気が充分にされていなかった」という保健所の指摘を受けています。集会所は保健所によって消毒され、2週間の使用中止となっています。

●今後の対応

(1)感染した集会のメンバーの癒しと快復のためにお祈りください。
(2)教団の感染対策ガイドラインを更新し、感染拡大を防ぐため教団所属教会に感染対策への一層の注意喚起を促します。

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