日基教団全国教会青年同盟 設立50周年で記念礼拝 2020年11月21日

 日本基督教団内で青年伝道へ志を持つ信徒や若手教職の有志によって設立された全国教会青年同盟(岸憲秀理事長)が11月3日、50周年を記念する礼拝を日本基督教団銀座教会(東京都中央区)でささげた。会場には約40人の青年らが参加し、オンラインでの配信も行われた。全国教会青年同盟は1970年の設立以来、「キリストと教会に仕える」を主題に掲げ、夏と春の修養会やセミナーなどさまざまな活動を通して、若い世代へ向けてキリストの愛を伝えてきた。

 同団体出身者の中には、現在、伝道者や教会役員、教会学校教師として教会に仕える人や、キリスト教教育やキリスト教社会福祉の従事者なども多いという。説教者として登壇した日本基督教団吉祥寺教会牧師の吉岡康子氏(青山学院大学宗教主任)もその一人。青年同盟で過ごした時間は喜びにあふれており、この場所での出会いを通して、牧師になりたいという夢が与えられたと言い、主によって満たされる喜びを次の世代につないでいこうと呼びかけた。

 同じく青年同盟出身の岩田昌路氏(日本基督教団狛江教会牧師)、聖学院中学高等学校副校長の清水広幸氏(日本基督教団越谷教会員)からも祝辞が述べられ、賛美と感謝がささげられた。

 理事長の岸氏(日本基督教団千葉本町教会牧師)は、「青年同盟が50年間大切にしてきた『キリストと教会に仕える』という志を新たに思い、これからを担う教会青年たちがよき『証し人』としてそれぞれの召しと賜物とによって『地の塩、世の光』であることを心から願います。そのために同盟の働きが用いられますように。同盟が大切にしてきた精神を保持しつつも、今の時代にあったよりよき活動を目指して次の50年へと進むことができますようにお祈りします」と語る。(クリスチャンプレス)

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