インドネシアの教会で自爆攻撃、容疑者2人が死亡 19人負傷 2021年4月1日

 インドネシア・スラウェシ島の最大都市マッカサルにあるカトリック教会「イエスの聖心」カテドラル(大聖堂)で3月28日午前9時半頃、聖週間(受難週)の始まりを祝いミサに集まっていた信者たちがミサを終え、聖堂の出口に向かっていた時に強力な爆発が起きた。

 警察の発表によれば、バイクに乗った2人組がカテドラルに近づき、爆発が起きた。インドネシアでキリスト教の教会がテロの標的になったのはこれが初めてではない。2018年5月には、東ジャワ州の州都スラバヤで、カトリック教会1カ所とプロテスタント教会2カ所が相次いで自爆攻撃を受け、12人の信者が犠牲となった。

 今回の事件を受け、マッカサル教区は、「気をつけながらも、落ち着きを保つように」、司祭と信者たちにビデオメッセージを通し伝えた。

 リスヨ・シジット・プラボウォ国家警察長官は同日夜、自爆犯は男女2人で、いずれも過激派組織「ジャマー・アンシャルット・ダウラ」」(JAD)のメンバーだと発表した。2人は婚姻から6カ月の夫婦だった。2人の名前や、どのように身元を特定したのかは明らかにしなかった。

 インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は今回の自爆攻撃を受け、「テロ行為を強く非難する」と表明した。

 自爆テロ事件を受け、警察は29日、事件に関与した疑いで、過激派組織「イスラミック・ステート」への支持を表明するJADのメンバー13人をマカッサル市のほか、ジャカルタ特別州、西ヌサトゥンガラ州ビマ県で逮捕した。(CJC)

Photo by Fikri Rasyid on Unsplash

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