愛知県豊田市の教会でクラスター発生 イースター礼拝が原因か 2021年4月13日

 愛知県の大村秀章知事は4月13日、同県豊田市のキリスト教会で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを明らかにした。教会名は明かされていないが、教会では今月4日、イースター(復活祭)を祝う礼拝が行われており、感染防止対策をせずに集団で歌を歌っていたことが原因だとし、「密な状況でみんなで大声で歌を歌った。宗教行事なのかもしれませんが、いまのコロナウイルスのときですから極めて遺憾だ」と発言した。

 この日、午後2時から4時までと午後6時から8時までの2回に分けて行われた礼拝の出席者は延べ130人とされており、一部の信徒は会食も行っていたという。このクラスターによって13日までに36人の感染が判明している。教会の管理者によると、検温やマスクの着用、換気は実施し、席の間隔も空けていたということだが、感染は防ぎきれなかった。

 大村知事は「しばらく施設を使用中止にできないか市と相談する」と発言、厳しく対処する方針だ。なお、新規陽性者数が12日までの7日間平均で152人と「ステージ3」相当に近づいていることから、国に対し「まん延防止等重点措置」の適用を要請する考えを示した。

 11日には岐阜県可児郡御嵩町(みたけちょう)の教会でも、イースターに集まった100人規模の教会でクラスターが発生していたことが明らかになった。岐阜県が行った聞き取りによると、当該教会は外国籍の信徒が多く通っており、礼拝後に自宅から持ち寄った弁当で会食するのが毎週日曜の恒例となっていたが、新型コロナ感染拡大以降は長期間中止をしていた。しかし、4日は「つい気が緩んでしまい、今回のような事態となった。改めて会食中止と感染防止に努める」と話しているという。

*写真はイメージで、当該教会とは無関係です。

Photo by Kyler Nixon on Unsplash

社会・教育一覧ページへ

社会・教育の最新記事一覧

TO TOP