カナダの牧師、コロナ規制を破った罪で礼拝後に逮捕 2021年6月28日

 カナダ・カルガリーにあるバプテスト教会のティム・スティーブンス牧師は、コロナ規制によって課せられた法に反した罪で逮捕された。

 フェアビュー・バプテスト教会の主任牧師であるスティーブンス氏は、野外礼拝を行った後、6月15日に逮捕された。同教会が屋外で、規定を超える収容人数で礼拝を行った疑い。逮捕の一部始終を撮影した動画がSNS上で拡散されており、8人の子どもの父親である彼が家から連行される間、逮捕の宗教的、法的根拠について警官たちと押し問答する様子を見ることができる。

 「規則がすべての人に平等に適用されていない」と主張するスティーブンス氏に対し、警察は「今、我々はただ任務を遂行しているだけ。もしあなたが定められた規制や規則を破ったのでなければ、我々はここにいない」と反論。動画では、鉄格子のついたパトカーに乗り込む父親に、子どもたちが「お父さん!」と泣きながらすがりついている。

 カルガリー警察サービス(CPS)は声明を発表し、スティ―ブンスは規則を犯した容疑で逮捕されたと主張。声明は以下に続く。「ここ数週間、フェアウェイ・バプテスト教会で持たれた教会のつとめに関して憂慮した市民たちから、繰り返し電話がかかってきている。先週末スティーブン牧師は、前もって規則のコピーを一部渡されていた。彼はあらかじめ禁止事項を知った上で、違法な野外礼拝を行う道を選んだ。ソーシャルディスタンスの要請を無視し、出席者の規模制限を解いた」

 スティーブンス牧師の妻、リッチェル・スティーブンスはインスタグラムで祈りを訴えた。「私たちは激しく揺さぶられています。しかし、我々の信仰は揺るぎません。悲しいですが、いつも喜んでいます。私は聖徒と共に今晩、祈りをささげました。我らが主イエス・キリストの卓越さを宣言するこの機会に、聖徒たちの喜びを感じざるを得ません。神の摂理において、ティムの投獄は我々を信仰において強め、我々がイエスを愛し従ように励まします。どんな犠牲を払おうとも」

 スティーブンス牧師は6月28日の法廷まで拘留中。

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