聖アンデレ金生誕200年 教皇「英雄的な信仰の証し人」 2021年8月26日

 韓国カトリック教会における最初の司祭、聖アンデレ金大建(キム・テゴン)=写真=の生誕200年を祝うミサがバチカンで捧げられた。バチカン・ニュース報道によると、金神父の生誕200年を記念した8月21日、バチカンの聖ペトロ大聖堂の司教座の祭壇で、聖職者省長官、兪興植(ユ・フンシク)大司教の司式により、ローマ在住の韓国のカトリック共同体と共に、記念のミサが捧げられた。

 ミサの中で兪大司教によって読み上げられたメッセージの中で教皇は、金神父を「迫害と苦難に満ちた時代における英雄的な信仰の模範的な証し人」「疲れを知らぬ福音宣教の使徒」として思い起こした。韓国の教会共同体が大きな寛大さをもって、最も貧しい国々のために新型コロナウイルスワクチンの促進を支えていることに心からの感謝を表した。

 同時に、朝鮮半島の和解に尽力する人々が、平和をつくる者としての努力を新たにし、より素晴らしい未来のために尊重ある建設的対話をすべての人に促すことを願った。おとめマリアと韓国の殉教者たちの取り次ぎを祈られた教皇は、カトリック共同体のすべての人に祝福をおくった。

 金神父は、忠清道のソルメ村(現在の忠清南道唐津市牛江面)に生まれた。金神父の家系は多くの殉教者を生んでいる。パリ外国宣教会のピエール=フィリベール・モーバン神父から洗礼を受けた彼は、神学生として選ばれ、ソウルに次いでマカオに渡り、勉強に励んだ。1845年、上海でジャン・ジョセフ・フェリオール司教より司祭に叙階された。キリスト教徒への弾圧が続く朝鮮半島に戻り、各地で宣教した。1846年、逮捕され、ソウルで殉教した。

 1984年、教皇聖ヨハネ・パウロ2世の韓国訪問の際、他の102人の同志殉教者と共に列聖された。(CJC)

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