【ウクライナ侵攻】 カリタスジャパンが人道支援の緊急募金 2022年3月8日

 カリタスジャパン(成井大介担当司教)は3月4日、ロシアによるウクライナへの侵攻により、これまでに600人近い市民が犠牲となり、100万人に上る人々が隣国に避難しているとの報道を受けて、「ウクライナ危機人道支援」緊急募金の受付を開始した。

 カリタスは、2014年のロシアによるウクライナへの攻撃以降、緩衝地帯に暮らす人々への緊急支援を続けてきた。今回もウクライナ全土で長期・短期避難所の提供や、移動希望者の送迎、精神的ケア、離れ離れになってしまった家族の再統合、国境付近で待機する難民への食糧支援などを行っている。また、周辺国のカリタスと協働し、ヨーロッパからの食糧や衣料品の調達を開始。

 カリタスジャパンは、ウクライナの状況と現地におけるカリタスの活動を考慮し、集まった募金をウクライナとその周辺国で行われる人道支援活動のために活用するとしている。

 カリタスジャパンは、日本のカトリック教会として、国際カリタスその他の国際機関と密接な連携を保ちつつ、募金活動、国内外への援助活動、また国内で弱い立場に置かれた人々が人間らしい生き方を獲得するための啓発活動を行う団体。国際カリタスは1950年、教皇ピオ12世に認可された社会活動、救援活動団体で、国連経済社会理事会総合諮問資格を有する国際NGO組織。165カ国が加盟している。

 募金は記入欄に「ウクライナ危機支援」と明記の上、郵便振替00170-5-95979「宗教法人カトリック中央協議会 カリタスジャパン」まで。「ゆうちょダイレクト」インターネットサービス、他行から振り込む場合は、こちらのページの「募金の方法」を参照。

 *「ゆうちょダイレクト」ならびに他行から振り込む場合は、ご依頼人番号、お名前の後に「6273」(ウクライナ危機人道支援の意向番号)を記入のこと。

©Caritas Poland

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