【雑誌紹介】 『カトリック生活』 11月号

「イズム」としてのキリスト教とは

 比較文化史家、バロック音楽奏者の竹下節子が『カトリック・サプリ』で《最近フランスで出版されたフランス人学者とのインタビュー本の中でフランシスコ教皇が、こういうことを言っているのを発見してがぜん親近感がわいた。「クリスティアニズム(キリスト教、キリスト主義)はサイエンスではありません。イデオロギーでもありません。NGO(非政府国際民間団体)でもありません。クリスティアニズムとは『出会い』です。……他者に耳を傾けるための状況を拡大すること、それが教会のなすべき変革です」というものだ》と。

 さすがに《「クリスティアニズムは『宗教』ではありません」とは言わないが、厳密にキリスト教というときの「キリストの宗教」という言い方でなく、「宗教」という言葉を使わない「……イズム」という言葉で、宗教の根源にある霊性を示唆している。その「イズム」としてのキリスト教とは「出会い」なのだ》と。

【本体200円+税】
【ドン・ボスコ社】

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